2002年 活動日誌

 

〜年頭のご挨拶〜   
                     元衆議院議員 ティグレ会長 上田卓三


 新年、明けましておめでとうございます
 穏やかな新春を迎えましたが、時代は激しく動いています。小泉首相の唱える「構造改革」は、徐々にその成果を上げ始めたようです。 国家予算の見直しと歳出の削減、道路公団など特殊法人の統廃合を含む改革などは、国民が望むものです。 今後とも、各分野での「構造改革」の推進が必要です。 世界に眼を転ずれば、「テロ撲滅」のためアメリカとロシアが「共同歩調」を取るなど、一昔前には考えられなかったことが起こっています。 日本も世界も新時代に向けて変化しています。
 ティグレも変わります。これまでの事業を全面的に見直し、会員の皆さんに必要な記帳代行などの事業を中心とした確固たる組織作りを、一段と強化します。 国際事業も一層進めていきます。私の永年の国際交流活動を通じて得た成果を基に、アジアを中心とした諸外国とのビジネス拡大を推進します。 共済事業に引き続いて立ち上げた不動産事業は、ティグレ・グループ4万2000会員のネットワークを活用し、会員相互のビジネス拡大を狙ったものです。 また、私が主宰する「政治経済懇談会」(全国商工政治連盟)やこの4月に設立予定の福祉系NPO法人「日本介護サポートセンター」(仮称)の活動も一段と充実させ、各分野でその力を発揮します。
 長期的に見れば、日本の税制も大きく変貌するでしょう。インターネットを使った電子申告やサラリーマン自身が確定申告する時代の到来も予見されます。
 時代の変化を先取りする形で、今年6月に米国、英国、独国、OECDより外国ゲストを迎えた「税制改革国際シンポジウム」(東京・大阪)の開催に向け、ティグレが中心となり取り組みます。
 長引く不況は、中小企業の経営環境ばかりでなく、中高年者の失業増大、新卒者の求人件数の減少など、雇用問題は社会問題化しています。デフレが後退すれば、新たな局面への転換があります。 「縮みの経済」からの脱却です。政府も不況克服に全力を挙げています。その機を逃さず、打って出ることが大切です。
 新春には夢があり、希望が膨らむ挑戦の時です。現在は大変な時代ですが、幾多の歴史が示す通り、激動の時代にこそ、無数のビジネスチャンスが存在しています。 この好機を逃さず、事業に取り組みましょう。私もティグレも全力で応援します。

 

〜トピックス〜

★ ティグレ新春の集い開催(大阪)

 42000会員の全国ネットワークで更なる挑戦を! 2002年 新春の集いに3500名参加

 1月8日、「ティグレ2002年新春の集い 強いネットワークで更なる挑戦を」が大阪市内のホテルで開催された。ティグレの会員さんを中心に、衆参の国会議員をはじめとする各級議員、自民党、公明党、民主党、社民党、保守党の各代表、地方自治体、行政機関の代表、民主団体など約3500人が参加した。
 第一部は上田卓三・ティグレ会長の挨拶で始まった。次いで国会議員が壇上に勢揃いし、各党代表が挨拶。太田房江・大阪府知事、の挨拶の後、谷畑孝・衆議院議員が乾杯の発声を行った。
 第二部は旭天鵬、旭鷲山の大相撲談議。ゴスペルグループ・マトリックスの歌と、新春を飾るにふさわしい盛り上がりを見せた。


「ティグレは来年で30周年を迎えます。人間でいえば成人し、結婚し子供が生まれる年頃です。ますます飛躍・発展しなければなりません。組織は拡大しなければなりません。会員さんへ更なるサービスの充実させていくためにも今年は飛躍の年です。”なんやかんや言うてもティグレは頼りになる”と思っていただけるよう、42000ティグレのネットワークを結集し、頑張ります」

 

★ ティグレ新春の集い開催(東京)

飛躍の年 強いネットワークで更なる挑戦を!2002年 新春の集いに1500人が参加

 1月29日、『ティグレ2002年 新春の集い 強いネットワークで更なる挑戦を』が東京都内のホテルで開催された。会員さんを中心に各政党代表、衆参国会議員、各国大使館関係者ら約1500名が参加した。第一部はジャーナリスト・筑紫哲也氏を招いた新春講演会。
 第二部では、ティグレ会長 上田卓三の挨拶に続き、財務大臣 塩川正十郎氏、民主党幹事長 菅 直人氏、ティグレ本部顧問 明石 康氏(元国連事務次長)、橋本聖子参議院議員、佐藤泰介参議院議員、さらに一昨年、ティグレが中心となった『杉原千畝 生誕100年記念事業』の海外委員を務められたトーマス・ホムバーガーADL(反差別連盟)全国執行委員会議長にご挨拶をいただいた。また全国赤帽軽自動車運送協同組合、全国建設労働組合総連合会をはじめ、多くの各種団体が激励に駆けつけていただき、宝田 明さんの乾杯の挨拶ではじまり、ティグレ本部顧問 田辺 誠氏の中締めの挨拶で盛会のうちに散会した。


「世の中には景気が良くても悪くても会社を潰す人がいます。ここはじっくり腰を据えて商売繁盛のため、がんばっていただきたい。知識は勉強するか、人に聞けばいい。だけど、知恵は自らが考えなければいけません。生きにくい時代だからこそ、人間は知恵を働かせることが必要です。
 ティグレも来年で結成30年。今年は飛躍の年です。更なる全国化に向け心を新たにしていきます」

 

★ ホムバーガーADL議長と懇談

 トーマス・H・ホムバーガーADL(反差別連盟)全国執行委員会議長が1月29日にティグレ本部を訪問され、上田卓三・ティグレ会長と懇談を行った。
 ADLは米国で最大のユダヤ人の人権団体。ホムバーガー氏は、一昨年の12月に大阪で開かれた『杉原千畝生誕100年記念式典』にADLを代表して出席しており、上田会長とは昨年5月にニューヨークで再会を果たしていた。今回の来日は、上田会長によるティグレの「新春の集い」への招待に応じて実現したもの。その夜、ホムバーガー氏はティグレ新春の集いに出席し、海外ゲストとしてスピーチを行った。感想を求められて「著名な方たちが数多く出席していることに驚きました。このような素晴らしいパーティーに招待して頂いて、大変光栄に思います」との感想を述べられた。

 

★ 国民参加による税制協議会をスタート!
          〜「税制構造改革国民フォーラム」結成総会開催〜


 3月1日、「税制構造改革国民フォーラム」結成総会が都内のホテルで開催された。自民党、民主党、公明党、保守党、社民党を代表する議員をはじめ、税理士など税制に携わる方々が参加した。
 呼びかけ人を代表して上田卓三・ティグレ会長が挨拶。当フォーラムは国民参加を基本としている。結成趣意書の「納税者が主役となる税制」を求め、「納税者の権利保障に関する制度改革やすべての納税者が確定申告できる権利の確立に向けて活動する」ことが参加者全員で確認された。結成総会には、塩川正十郎・財務大臣より「税制改革について、国民が意見を交わせる場ができたことは非常に喜ばしい」と祝電が寄せられた。
★ 税制フォーラム・第1回政策委員会開催

 4月5日、税制構造改革国民フォーラムの第1回政策委員会が衆議院第一議員会館で開催された。基調提案「全員確定申告に向けたインフラ整備」が、当フォーラムの事務局長である石村耕治・白鴎大学教授よりなされた。参加された税理士の方々より、確定申告の現場での状況などが報告され、サラリーマン申告に向けての課題等が論議された。当面、6月初旬に開催される東京・大阪での国際シンポジウム成功の取り組み強化が話し合われた。

 

★ 「カール・S・シャウプ博士生誕100年記念 税制改革国際シンポジウム」開催「全員確定申告制度の実現へ」

 6月5日、東京都内イイノホールにて、上田卓三会長が代表委員を務める税制構造改革国民フォーラム主催の「税制改革国際シンポジウム」が開催された。テーマは「日本の申告納税制度をグローバルに考える」。与野党の国会議員の方々をはじめ、税理士など税務に携わる方や企業経営者の方々、約300名にご参加いただいた。翌、7日には、大阪市天王寺区の大阪国際交流センターにて同シンポジウムが開催され、在阪の企業経営者を中心に税理士の方々や、与野党の国会議員、自治体議員、労働組合代表など幅広い層から約500人が参加した。

 

★ 納税者権利憲章の制定、全員確定申告の実現へ向けて各界へ呼びかけ

 6月6日、塩川正十郎財務大臣との懇談会が財務大臣室で行われた。海外からのパネリスト全員と石村耕治教授(白鴎大学)、上田卓三会長(ティグレ)をはじめ各ティグレの理事も参加。懇談会では、塩川大臣からシンポジウムに寄せられたメッセージへのお礼とシンポジウムの報告がなされた。海外のパネリストからは、米国とオーストラリアの確定申告の現状と税務サービスの具体例を紹介。塩川大臣からは、海外の民間による確定申告業務等についてご質問された。引き続き国民参加による税制改革国民フォーラムを続けていくことが報告された。

 

★ 日蒙親善 ウランバートル市長、上田会長を訪問

 10月5日、ミエゴムボ・エンフボルド・ウランバートル(モンゴルの首都)市長が上田卓三・ティグレ会長を表敬訪問した。モンゴル力士の大相撲入門のいきさつ、「旭鷲山発展基金」、一昨年、今年と猛威を振るった「ゾド」と呼ばれる大寒波、ウランバートル市内の住環境問題等、多岐にわたって話しがはずんだ。市長は「ゾドは5月には山を越しました。日本の皆様の心温まる援助に感謝します」と語った。ティグレより山本武司、二宮佳則両理事も同席した。

 

★ 上田会長訪米、「納税者主権」で元政府関係者と意見交換

 11月2日から10日にかけて上田卓三ティグレ会長、池田龍三専務理事をはじめとする税制視察団が米国を訪問した。今回の訪米は、「納税者の権利状況」および「全員確定申告制度」等について、元政府関係者および民間団体との意見交換が目的として行われた。まず最初に一行は、一昨年9月の「同時多発テロ」事件現場(ニューヨーク)を訪れた。亡くなられた方々に哀悼の意を捧げ、米国政府の中枢であるワシントンD.C.に向かった。そこでは、元IRS長官のコーエン弁護士を訪問すると共に、H&Rブロック社副社長・ワインバーガー弁護士と会談を行った。

 

★ 「納税者申告を推進する議員連盟」発足
           〜納税者サービス・スタンダードの確立が議題に〜


 12月3日、納税者の確定申告を推進し、納税者サービス・スタンダードの確立を求める「納税者申告を推進する議員連盟」の結成総会が参議院議員会館の会議室で開催された。 自民党、公明党、保守党、民主党、自由党、社民党から55名(代理含めて)の衆・参の国会議員の参加で行われた。
 各党の世話人を代表して林 義郎・衆議院議員(自民党金融調査会長・元大蔵大臣)が開会の挨
拶をされた。坂井隆憲・衆議院議員(自民党政調副会長)より、各党の世話人を中心とした この間の取り組みの経過報告と議員連盟の規約等が提起された。民主党を代表して海江田万里・衆議院議員(党政調会長<当時>)、公明党を代表して北側一雄・衆議院議員(党政調会長)、 社民党を代表して阿部知子・衆議院議員(党財政金融部会長)がそれぞれ挨拶された。


◆各党の世話人の方々◆
林 義郎(自由民主党) 北側 一雄(公明党)
二階 俊博(保守党) 峰崎 直樹(民主党)
中井 洽(自由党) 阿部 知子(社会民主党)